旅客だからといって頼まれれば
すべてのお客様を乗せる必要はありません。
一定の条件であれば乗車拒否をすることができます。
どのような条件では乗車拒否をしてもいいのでしょうか?
- 運送に適する設備がないとき
- 高速料金の支払いや割引運賃を強制される場合
- 旅客の要求が法令規則を超えたり、公の秩序に反する場合
- 地震や天候などで運送上に支障があるとき
- 泥酔しているなど他の旅客に迷惑になえるおそれがあるとき
- 定員を超える場合
- 荷物が運転の妨げになる場合
- 「回送中」の場合
- 危険な物品を所持しているとき
- 付添人のいない重病患者や精神病者
- ペストやコレラなどの感染病患者...etc
代表的なものでこのあたりになります。
この中から過去問にもいくつも出ていたので
覚えておいたほうが良いでしょう。
特にこれがよく出ていた印象です。
これについて詳しく見ておきましょう!
危険な物品を所持しているとき
危険な物品を所持しているときというのは
どのようなモノのコトなのでしょうか?
- 火薬類、ガソリン、灯油など
- 動物(盲導犬や愛玩用の小動物を除く)
- 塩酸、硫酸などの腐食性物質(危ない薬品)
- 電池(乾電池は除く)
- 通路や出入口を防ぐおそれがあるもの
このようなものが危険なものに含まれます。
薬品やガソリンなどはなんとなく危なそうなので分かるのですが、
「通路を防ぐほどの大きな荷物」と表現されているものも
乗車拒否できる条件に当てはまります。
普通の荷物なのでいいのじゃないか?と
思ってしまいがちなので注意しましょう!